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企画屋GO-DAが主催している 創作企画(文芸中心)の進捗状況です。
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先日、文学フリマで知り合って以来お世話になっているInside Outさんと合同で
創作ワークショップを開催いたしました。

今回のワークショップのテーマは
「さらなる上達を目指す」です。

いままで何らかの創作活動を行ってきた方を対象に、
様々なジャンルのプロの方のお話を聞いて、
創作の糧にしようという内容です。

一回目は、漫画家のNICOさんをゲストとしてお迎えし、
①創作物の自己分析
②創作者の目で読み比べる
という2点について、お話しいただきました。

①創作物の自己分析
これは、今までの作品それぞれ一作について、
・どういうスタンスで創作に臨んだのか、
・この作品で満足させたい相手は誰なのか
といったことをそれぞれ数値で表すものです。
全6項目の質問それぞれを考え、自分で点数配分して行くうちに、
今まで意識することのなかった自分の創作の癖や、
新しく意識する視点などが生まれる、
創作者として、目からうろこの分析となりました。

②創作者の目で読み比べる
こちらは、参加者に意図を伝えないまま、
二作の漫画を読み比べていただき、
「効果音」の使い方について、気付いたところを述べてもらいました。
効果音は、普段漫画を読んでいても読み流してしまうものですが、
漫画家は必ずそこに意図や表現したいものを持っています。
しかし、作品の流れを邪魔しないような工夫も必ずされており、
とても深い表現方法の一つです。

それについてたっぷり議論した後、
ふと、自分を振り返ります。
今自分は、漫画に対して「読者」という視点ではなく、「創作者」という視点で、
その表現方法について意味を考え、探りながら読んでいたのではないかと。
それこそが、上達するためのヒントなのです。

上手くなるには、自分のよりうまい作品、あるいは好きな作品、または評価されている作品を
作者の目線で読み比べ、何が違うのか、何が自分の作品に足りないのかを
浮き彫りにすることで、自分の作品が見えてきます。
そこに気付くことが、上達の大切なきっかけになります。



講座終了後には、参加者とゲストの方とで飲み会を行いました。
講座の中で聞けなかった事を聞くこともできましたし、
ゲストと参加者が一緒に楽しめる楽しい時間となりました。

ゲストのNICOさん、ありがとうございました!!
そして参加者の皆さん、今後ともよろしくお願い致します。





そして、創作ワークショップご参加のお誘い


本ワークショップは、様々な創作表現のプロの方をお招きして
創作表現の上達についてお話をうかがい、
自分の作品を見つめなおし、今後の方向性を再確認する講座です。
2回目以降でも参加可能です。
参加希望の方は、是非ご連絡ください。

対象は、創作活動を行っている方です。

創作歴の長さや、創作ジャンルは問いませんが、
今まで全く創作をしていなかった方には不向きな内容となっています。
(今までの創作傾向を分析するため)

残り4回、全てに参加することが前提となります。
開催は月1回予定です。
急な用事、体調不良での欠席は可ですが、
気に入った回にしか参加しないというのはNGです。

参加者の皆様には、全5回終了後、作品を一作創っていただきます。
その作品を、同人誌に寄稿、あるいは賞に応募していただきます。
同人誌に寄稿する場合は、来年6月の文学フリマに出店する同人誌に限ります。
本ワークショップでの提出作品は、全てInside Outさんの編集がつきます。
(郷田は編集に関わりませんので、ご了承ください。
編集担当の方は、大学の文学系サークルで編集を担当されていた方です)
書き始めるのはいつからでもいいですが、(講座は1月終了予定)
〆切は同人誌によります。だいたい3月~4月頃になります。
(企画屋GO-DAのDtDに参加する場合は、4月〆切となります。)

【講座カリキュラム】
1回目~3回目、プロの方のお話をお聞きします。
プロの方々から様々なものを吸収してください。
自分の作品を見直し、再発見する機会にもなります。

4回目は、文学フリマを中心に活動している同人誌編集者の方々をお呼びして、
各同人誌の特徴や傾向についてお話してもらいます。
自分の作風に合った同人誌を選び、寄稿してみましょう。

5回目は、投稿の方法について。そして、編集について。


次回開催は10月の週末予定。

開催場所は高円寺です。





創作ワークショップに興味をお持ちの方は、
郷田までお気軽にご連絡をお願いします。
someday510gandhara ★ yahoo.co.jp (★→@)

※先のブログ記事で体調不良のため一部企画中断中と書きましたが、
この件に関してはきちんと動いてますので、ご安心ください。

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こんにちは。
ご無沙汰しております、郷田です。

最近いろいろなプロジェクトに支障が出てきてしまっているので、
きちんと一度説明しておかなきゃなと思いましたので、
以下、郷田の近況と今後について簡単に書かせていただきます。

実は8月、9月と夏の猛暑もあったのか、仕事量ゆえか、
情けない事に過労でダウンしまして。
これを機に、今月いっぱいで会社を退職することとなりました。

残業の多さや、休日の無さを挙げれば、
世の中にはそれ以上の会社もたくさんありますし、
ひとえに自分の体力のなさや、健康管理の甘さが原因だろうと
わかってはいるのですが、
今後これ以上この会社で続けていると、
本当に、数年の単位で療養に時間を費やす事になることは目に見えてましたので、
まだ動けるうちに退職することにしました。

10月からは、体を休めながら
別の仕事をしていくつもりです。
幸い次の仕事先も決まりましたので、
無理せずにやっていけたらと思います。

肝心の創作や企画運営についてですが、
症状に強いめまいがあるため、
ろくにパソコンに触れられない状態が続くことがあり、
現状のところ、全ての企画が中断気味という状況です。

12月の文学フリマには参加しませんので、
来年6月の参加に向けて少しずつ復調して行くつもりです。

幸い、今の会社で、本来は全く別の業務に携わっていたのにもかかわらず、
書店に流通する書籍の編集に関わらせていただくことができました。
文芸ではなく人文書でしたが、
著者の先生と、プロの校正さん、そして印刷会社の方たちとやり取りをする中で、
アマチュアだけでは見えなかった、編集の怖さと楽しさを知ることができました。
この経験を、今後の企画運営に活かしていくつもりです。

DtD参加者の皆様や、PLUTIAをはじめとする企画の読者様には
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、
一日も早く全快して復帰するよう頑張ってまいりますので、
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

企画が既に進行中の「創作ワークショップ」と「PLUTIAボイスドラマ」に関しては
状態を見ながら活動を継続しておりますので、関係者の皆様および参加者の皆様におかれましては、
今まで通りでよろしくお願い致します。


郷田 拝

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なかなか新しい情報が更新されず、申し訳ありません。
9月(もしかしたら10月も)バタバタしていて、
なかなか更新ができないと思います。

現状は、ボイスドラマ「PLUTIA 黒とプラチナのファイヤーワルツ」の制作と
郷田個人としての活動が一件進んでいます。

それ以外のものについては、
もう少ししてから始動しますので、
その際はまたこちらでご報告いたします。

取り急ぎ、ご報告まで。

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いつもお世話になっている漫画家NICOさんの作品「ミスカトニカ」の後編が公開になりました!
前編も合わせて公開中です!


それに加え、
NICOさんがデビューするきっかけとなった
えんため大賞の受賞作も公開されています!

どうぞご覧ください!

コミックビーズログ エアレイド


さらに、少女マンガ雑誌「キュン! vol.7」(10月発売)に読みきりが掲載されるようです!
今からとっても楽しみです♪

企画屋GO-DAでは、
これからもNICOさんの情報を発信していきます!!

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いつも企画屋GO-DAをご愛顧いただいて、ありがとうございます!

さて、企画屋GO-DAもこれまでいろいろと活動してきておりますが、
今回ちょっとサークルのコンセプトを変えようと考えてます。

これまでは
「年刊文芸誌 DtD」とそれ以外の単発企画(創作実験企画)という構造でやってきました。

これは、もともと企画屋をやるときに決めていた
「ネットで作品を公開していない人たちの、作品公開の場をつくる」
という思いから、そのための場としてのDtDを刊行しています。

それ以外の企画は、ちょっと変わったテーマや、違う表現媒体とのコラボ、作品自体の連結など、
実験的な企画を中心にやってきました。


でも、そんな企画屋GO-DAに足りないところ
それは、ジャンル的専門性と、創作の人的広がり。

フリージャンル企画が多いため、
読み手が手に取りづらい部分があるのは事実です。

そして執筆陣。
かなり力のある方が多いのは本当に嬉しいことですが、
新しい方がなかなか入って来られないのは、
創作者に企画コンセプトを伝えきれていない。
そもそもそれほどの広報ソースを持っていない。
ということが挙げられます。
実験企画で、創作の幅を広げることは、できなくはないし、やっている作者さんもいます。
でも、人のつながりというと、まだちょっと弱い。
今のコアメンバーは大事に、それ以外の方もどんどん参加していただけるような企画にしたい。


ということから、活動を二本柱にします。

①創作実験企画
これはネット公開していないアマチュアの作家さんの作品公開の場として残しながらも、
企画分野だけは一般の創作者さんの参加もOKにして、実験企画をやります。
つまりは、今のDtDと創作実験企画の合体です。

②難しくない、でも読みごたえのあるSF企画
企画屋の最近のメイン活動、なんだかこちらになりつつありますが、SFです。
アマチュアのオリジナル文芸誌では
SFジャンルが他と比べて少ないこともありますが、それ以上に、読みごたえのあるSFが少ない。
それならば、うちは得意分野だと。
企画屋GO-DAの特徴ともいえるこの分野、もっと掘り下げていきたいなと思っています。


というわけで、今後の企画もちょっと方向転換します。

まず、次回の「年刊文芸誌DtD」
実験企画として、音声メッセージとのコラボを行います。
実際にテーマとなるメッセージを聞いていただき、それをテーマに作品を書いてもらいます。
これは、音声が録れたら具体的に案内させていただきます。

そして、不定期SF文芸誌を作ります。
毎回テーマを決めて、作品を募集します。
最初の発行は来年六月。テーマは月に関するものにしようと思います。
これも詳しく決まりましたら、ご連絡しますね。


そんなこんなで、少しずつ変わっていく当サークルですが、
どうぞ宜しくお願いします。



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